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WSL (Windows Subsystem on Linux)

WSLとは

WSL (Windows Subsystem on Linux) とはWindows上でLinuxを動かすための機能です。
プロジェクトによってはLinux/macOS前提なものもあるので、基本的にWSLを入れておくのがおすすめです。

WSLのインストール

前提条件 仮想化支援機能が有効か確認

タスクマネージャーの仮想化が有効ならOK

タスクマネージャー パフォーマンス CPUタブの仮想化 スクショ

無効であれば下記記事を参考にしつつ仮想化を有効にする。

PC(マザーボード/CPU)のメーカーによって手順が違うので「自分のPCメーカー名 仮想化」とかで検索するといいかも。

Windows で仮想化を有効にする - Microsoft サポート
PC の UEFI (または BIOS) で仮想化を有効にして、Android 用 Windows サブシステムまたは Linux 用 Windows サブシステムを実行する方法について説明します。
Windows で仮想化を有効にする - Microsoft サポート favicon support.microsoft.com

仮想化支援有効のざっくりとした流れ
UEFI (BIOS)に入って

  • Virtualization
  • Intel VT-d
    などの項目があれば 有効(Enabled) にする

方法1 wsl --install

WSL のインストール
コマンド wsl --install を使用して Linux 用 Windows サブシステムをインストールします。 Windows コンピューター上で、好みの Linux ディストリビューションによって実行される Bash ターミナルを使用します。Ubuntu、Debian、SUSE、Kali、Fedora、Pengwin、Alpine などを使用できます。
WSL のインストール favicon learn.microsoft.com
WSL のインストール

「スタート」(🪟)を右クリックして「ターミナル」もしくは「PowerShell」を開く

  1. wsl --install を実行
  2. 終わるまで待つ
  3. 再起動
  4. Ubuntuが自動で起動するのでインストールが終わるまで待つ
    (自動で起動しなければ、スタートメニューから「Ubuntu」を手動で起動する)
  5. 初期設定 をする

方法2 手動で設定

以前のバージョンの WSL の手動インストール手順
wsl install コマンドを使用するのではなく、古いバージョンの Windows に WSL を手動でインストールする手順について段階的に説明します。
以前のバージョンの WSL の手動インストール手順 favicon learn.microsoft.com
以前のバージョンの WSL の手動インストール手順

初期設定

  1. Enter new UNIX username: と聞かれるのでユーザー名を入力
  1. New password: でパスワードを入力
    入力した文字は表示されないので注意 もちろん今後もずっと使うので覚えておこう
  2. Retype new password: で先程入力したパスワードを再度入力
  3. 完了!

アップデート & アップグレード

apt コマンドを使用してすでに入っているパッケージ(ソフトウェア)のアップデートを行う

アップデート

パッケージ一覧を更新する。入ってるパッケージを更新するわけではない。
これをすることで最新バージョンがあり、アップデート可能なパッケージがわかる。
実行するには以下のコマンドを入力

Terminal window
sudo apt update

更新の前だけでなく、なにかパッケージをインストールする前にも行えるようにクセを付けておこう。

アップグレード

パッケージ一覧を元にアップデート可能なパッケージを最新にする。

実行するには

Terminal window
sudo apt upgrade