HTML・CSS・JSの基礎
アプリにおいてユーザーが直接触れる部分をフロントエンドと呼ぶ。
画面は基本的に、HTML、CSS、JavaScriptを使って構築され、ブラウザーによって解釈、実行される。
HTMLは、Webページのを記述するための言語。
今まさに見ているこのページもHTMLで記述されている。
HTMLではタグというものを使って、様々な画面を表現する。
<a href=”https://google.com”>Google</a>
のように<タグ名 属性1=値1>中身(子,childrenともいう)</タグ名>
のように構成されている。
実際のサイトはこのような入れ子構造になっている。
<html lang="ja"><head> <title>タイトルです</title></head><body> <h1>見出し</h1> <main> やぁ <a href="https://google.com">Googleへ行く</a> </main></body></html>
HTMLは、ブラウザーによって解釈され、画面に表示される。
HTMLにはいくつものタグがあり、デフォルトでスタイル(見た目)や機能、意味がついている。
例えば、<a>
タグはリンクを作成するタグで、クリックすると指定したURLに遷移する。
<a href=”https://google.com”>Google</a>
<img>
タグは画像を表示するタグで、src
属性に画像のURLを指定することで画像を表示することができる。
CSSは、Webページのスタイルを記述するための言語。
HTMLで記述された要素に対して、スタイルを適用することができる。
CSSは、<style>
タグの中や別のファイルに記述することができる。
タグやクラス、IDなどを指定して、スタイルを適用することができる。
<html lang="ja"><head> <title>タイトルです</title> <style> body { background-color: #00ff00; } .red { color: red; } </style></head><body> <h1>見出し</h1> <h2 class="red">赤い見出し</h1> <main> やぁ <a href=”https://google.com”><span class="red">Google</span>へ行く</a> </main></body></html>
もちろんCSSが指定できるのは色だけでなく、フォント、レイアウト、アニメーションなど様々なスタイルを指定することができる。
ブラウザに動きを追加できる。
下はボタンがクリックされたら、テキストを変更するJavaScriptの例。
<html lang="ja"><head> <title>タイトルです</title></head><body> <button id="btn"> クリックしてね </button> <div id="text"></div> <script> // ボタンがクリックされたら、テキストを追加する document.getElementById('btn').addEventListener('click', () => { document.getElementById('text').textContent = 'クリックされました'; }); </script></body></html>
これは単純な例だが、JavaScriptを使うと動的にHTMLを操作できる。
JavaScriptの登場により、
- クリックしたら何かしらの処理をする
- ユーザーが入力した値を取得して何かしらの処理をする
のように動的なWebページが作成できるようになった。
いままで学んだHTML,CSS,JavaScriptを使って、最低限のWebページは作成できるようになった。
しかし、現代においてこの3つだけでWebページを制作する人は少ないと思われる。